韓国ウォンを両替する一番お得な方法は?日本国内や現地のレートを徹底比較!

韓国旅行を計画中で、両替のことで悩んでいませんか?「どこで両替すれば一番お得なの?」「日本でやっておくべき?それとも現地?」そんな疑問にお答えします。

実は、両替する場所によってレートが大きく変わるんです。10万円を両替する場合、最もお得な方法と最も損な方法では、なんと1万円以上も差が出ることも。

この記事では、韓国ウォンの両替方法を徹底比較して、最もお得な方法をご紹介します。実際のレート情報や具体的な両替のコツまで、韓国旅行をもっと楽しくする情報をお届けします。

結論:韓国現地での両替が圧倒的にお得!

韓国ウォンを両替するなら、韓国現地での両替が断然おすすめです。特に明洞エリアの両替所は、日本国内での両替と比べて10%以上もお得になることが多いんです。

明洞の両替所が最強の理由

明洞は韓国でも屈指の観光地で、両替所の競争が激しいエリア。そのため、どこよりも良いレートで両替できるんです。

2025年7月現在、明洞の主要両替所では100円あたり942ウォンという高レートを提示しています。これは日本の空港での両替レート(100円あたり約827ウォン)と比べると、なんと115ウォンも差があります。

明洞には政府公認の両替所が数多くあり、営業時間も朝9時から夜10時頃まで営業しているところが多いので、観光の合間に気軽に立ち寄れます。

日本での両替をおすすめしない理由

日本国内での韓国ウォン両替は、正直言ってあまりおすすめできません。その理由は手数料の高さとレートの悪さにあります。

成田空港や羽田空港での両替レートは、100円あたり826~827ウォン程度。明洞の両替所と比べると、100円につき約115ウォンも損してしまいます。

10万円を両替する場合、日本では約82万7000ウォンしかもらえませんが、明洞なら約94万2000ウォンももらえる計算。その差は11万5000ウォン、日本円にして約1万1500円にもなります。

両替タイミングの基本ルール

韓国ウォンの両替は、現地到着後がベスト。ただし、初回の韓国旅行で不安な場合は、日本で1~2万円分だけ両替して、残りは現地で両替するという方法もあります。

韓国の空港から市内への移動は、地下鉄やバスなら現金が必要ですが、タクシーならクレジットカードも使えます。最初の移動費だけ確保できれば、あとは明洞で両替すれば大丈夫です。

韓国ウォンの両替方法6選を徹底比較

韓国ウォンを手に入れる方法は大きく分けて6つあります。それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。

1. 韓国・明洞の両替所(最もお得)

明洞エリアの両替所は、韓国ウォン両替の最強スポットです。観光客が多く集まるエリアなので、両替所同士の競争が激しく、その分レートも良くなっています。

現在の明洞主要両替所のレートは100円あたり942ウォン。これは他のどの方法よりも優秀な数字です。営業時間も長く、多くの店舗が夜10時頃まで営業しているので、観光の合間に気軽に立ち寄れます。

セブン-イレブン明洞店の両替サービス

実は、明洞のセブン-イレブンでも両替ができるんです。コンビニなので24時間営業で、深夜や早朝でも両替可能。レートは専門の両替所には劣りますが、緊急時には重宝します。

ただし、取り扱い通貨や両替可能額に制限があるので、メインの両替方法としてではなく、補助的な手段として覚えておくと良いでしょう。

政府公認両替所の見分け方

明洞には多くの両替所がありますが、安心して利用するなら政府公認の両替所を選びましょう。見分け方は簡単で、店頭に「営業者登録証」が掲示されているかどうかをチェックするだけ。

公認両替所なら偽札の心配もなく、適正なレートで両替してもらえます。マネーボックスやマネープラネットなどの大手チェーンなら、より安心して利用できますね。

2. 韓国・その他エリアの両替所

明洞以外にも、韓国各地に良いレートの両替所があります。弘大、江南、ソウル駅周辺なら、明洞とほぼ同じレートで両替できることが多いんです。

弘大・江南・ソウル駅周辺のレート

弘大エリアのマネーボックスでは100円あたり940ウォン、江南駅周辺では938ウォンと、明洞には少し劣るものの十分に良いレートです。これらのエリアを観光する予定があるなら、わざわざ明洞まで行かなくても大丈夫。

ソウル駅周辺は935ウォンと少し下がりますが、それでも日本国内での両替と比べれば圧倒的にお得です。

釜山金海空港駅の穴場スポット

釜山を訪れる場合は、金海空港内ではなく、空港に併設された駅構内の両替所がおすすめ。空港内の両替所よりもレートが良く、ソウルの主要エリアに近いレートで両替できます。

釜山観光の際は、空港到着後すぐに駅構内の両替所をチェックしてみてください。

3. 韓国の銀行での両替

安心感を重視するなら、韓国の銀行での両替という選択肢もあります。レートは両替所より少し劣りますが、偽札の心配が一切ないのが最大のメリット。

安心感重視なら銀行がおすすめ

韓国の大手銀行なら、英語対応可能なスタッフもいるので言葉の心配も少なめ。レートは両替所より2~3ウォン程度悪くなりますが、それでも日本国内での両替と比べれば十分お得です。

初回の韓国旅行で不安な場合や、大金を両替する場合は、銀行を利用するのも良い選択です。

営業時間と必要書類

韓国の銀行は平日の9時から16時頃まで営業。土日祝日は基本的に休業なので、利用する場合は平日の観光スケジュールに組み込む必要があります。

両替時にはパスポートが必要なので、忘れずに持参してください。手続きは10分程度で完了します。

4. 日本の韓国系銀行(ウリ銀行・SBJ銀行)

日本にいながら韓国現地に近いレートで両替できるのが、韓国系銀行の魅力。ウリ銀行やSBJ銀行なら、一般的な日本の銀行よりも良いレートで両替できます。

日本にいながら現地レートで両替

これらの銀行のレートは、韓国現地の銀行レートに近く設定されています。日本の空港や一般銀行と比べると、かなりお得に両替できるんです。

事前に両替を済ませておきたい場合や、韓国到着後すぐに移動が必要な場合には便利な選択肢です。

利用条件と注意点

ただし、これらの銀行は店舗数が限られているのが難点。また、口座開設が必要な場合もあるので、事前に確認が必要です。

手数料も通常の両替所より高めに設定されているので、トータルコストを考えると韓国現地での両替の方がお得になることが多いです。

5. 外貨宅配サービス

自宅にいながら韓国ウォンを受け取れる外貨宅配サービス。忙しくて銀行に行く時間がない場合や、確実に事前準備したい場合に便利です。

自宅で受け取れる便利さ

インターネットで注文すれば、指定した日時に自宅まで韓国ウォンを届けてもらえます。レートは銀行とほぼ同じですが、配送料が別途かかることが多いです。

配送には2~3日かかるので、出発直前では利用できません。余裕を持って注文することが大切です。

空港局留めサービスの活用法

一部の外貨宅配サービスでは、空港での受け取りも可能。出発当日に空港で受け取れるので、自宅配送より融通が利きます。

ただし、受け取り時間に制限があったり、追加料金がかかったりするので、事前に詳細を確認しておきましょう。

6. 日本の空港・銀行での両替(非推奨)

日本国内での韓国ウォン両替は、レートの悪さから基本的におすすめできません。それでも利用する場合の注意点をお伝えします。

なぜレートが悪いのか

日本では韓国ウォンの需要がそれほど高くないため、銀行や両替所も在庫リスクを考えて高めの手数料を設定しています。また、韓国ウォンは比較的マイナーな通貨なので、取り扱いコストも高くなりがち。

これらの理由から、日本国内での韓国ウォン両替レートは、現地と比べて10~15%程度悪くなってしまいます。

緊急時のみの利用に留める

どうしても日本で両替が必要な場合は、最小限の金額に留めることをおすすめします。韓国到着後の交通費や最初の食事代程度、1~2万円分だけ両替して、残りは現地で両替するのが賢い方法です。

実際のレート比較表で見る差額の大きさ

実際の数字で見ると、両替方法による差額の大きさがよく分かります。2025年7月現在の実際のレートを使って比較してみましょう。

10万円両替時の手取り額比較

両替方法レート(100円あたり)手取りウォン差額
明洞の両替所942ウォン942,000ウォン
弘大・江南940ウォン940,000ウォン-2,000ウォン
韓国の銀行935ウォン935,000ウォン-7,000ウォン
日本の空港827ウォン827,000ウォン-115,000ウォン

この表を見ると、明洞での両替と日本の空港での両替では、10万円あたり115,000ウォン(約11,500円)もの差が出ることが分かります。

手数料込みの実質レート

両替所によっては、表示レートとは別に手数料がかかる場合があります。しかし、韓国の主要両替所では手数料無料のところが多く、表示レートがそのまま適用されることがほとんど。

一方、日本の銀行や空港では、表示レートに加えて手数料が2~5%程度かかることが多いので、実質的な差額はさらに大きくなります。

時期による変動パターン

韓国ウォンのレートは、日韓関係や経済情勢によって変動します。一般的に、韓国の連休前後や日本の大型連休中は、需要が高まってレートが悪くなる傾向があります。

可能であれば、これらの時期を避けて両替すると、より良いレートで両替できることが多いです。

韓国での両替時に知っておきたいコツ

韓国で安全かつお得に両替するためのコツをお伝えします。これらのポイントを押さえておけば、トラブルを避けて快適に両替できます。

偽札を避ける安全な両替所の選び方

安全な両替所を見分けるポイントは、政府公認の証明書が掲示されているかどうか。「営業者登録証」や「外国환전업 신고증」といった証明書があれば安心です。

また、観光客が多く利用している両替所や、大手チェーンの両替所を選ぶのも安全策の一つ。口コミサイトやガイドブックで紹介されている両替所なら、より安心して利用できます。

両替時に必要な持ち物

韓国での両替時に必要なのは、パスポートと日本円のみ。パスポートは身分証明として必要で、コピーでは受け付けてもらえないので、必ず原本を持参してください。

日本円は、なるべく高額紙幣(1万円札)を持参するのがおすすめ。両替所によっては、紙幣の種類によってレートが微妙に異なることがあり、高額紙幣の方が良いレートが適用されることが多いんです。

レート表示の見方と交渉術

韓国の両替所では、店頭にその日のレートが表示されています。「JPY」や「円」と書かれた部分が日本円のレートです。

基本的にレートは固定ですが、大金を両替する場合(50万円以上など)は、レート交渉ができることもあります。ただし、観光客の一般的な両替額では交渉は難しいので、表示レートで納得できる両替所を選ぶのが現実的です。

状況別おすすめ両替プラン

旅行者の状況に応じて、最適な両替プランをご提案します。自分の状況に合ったプランを選んで、お得に両替しましょう。

初回韓国旅行の方向け

初めての韓国旅行で不安な場合は、安心感を重視したプランがおすすめです。

日本で2万円分だけ両替して、残りは韓国の銀行で両替するという方法。日本での両替は損ですが、最初の移動費や食事代は確保できるので安心です。

韓国到着後は、明洞や弘大などの観光エリアにある銀行で残りを両替。両替所より少しレートは劣りますが、偽札の心配がなく、英語対応も可能なので初心者には安心です。

リピーター向け効率プラン

韓国旅行に慣れている場合は、効率とお得さを重視したプランがベスト。

日本では一切両替せず、韓国到着後に空港から明洞へ直行。地下鉄の切符はクレジットカードでも購入できるので、現金がなくても移動可能です。

明洞到着後、すぐに両替所で必要な分をまとめて両替。これが最もお得で効率的な方法です。

深夜・早朝到着時の対処法

深夜や早朝に韓国に到着する場合は、24時間営業の両替手段を確保しておくことが大切。

金浦空港や仁川空港には24時間営業のATMがあり、海外対応のクレジットカードでキャッシングが可能。手数料はかかりますが、緊急時には便利です。

また、明洞のセブン-イレブンでも両替できるので、深夜到着でも安心。レートは専門両替所より劣りますが、24時間利用できるのは大きなメリットです。

韓国ウォンの基礎知識

韓国ウォンについて知っておくと便利な基礎知識をお伝えします。現地での支払いがスムーズになりますよ。

紙幣・硬貨の種類と使い分け

韓国ウォンの紙幣は、50,000ウォン、10,000ウォン、5,000ウォン、1,000ウォンの4種類。硬貨は500ウォン、100ウォン、50ウォン、10ウォンがあります。

日常的によく使うのは10,000ウォン札と1,000ウォン札。地下鉄やバスでは1,000ウォン札や硬貨が重宝します。50,000ウォン札は高額なので、小さなお店では嫌がられることもあります。

簡単な円⇔ウォン計算方法

韓国ウォンから日本円への換算は、ウォンの金額を10で割ると大体の日本円が分かります。例えば、10,000ウォンなら約1,000円という感じ。

正確には1ウォン=約0.11円ですが、買い物の際の目安としては「10で割る」で十分です。慣れてくると、暗算でもすぐに計算できるようになります。

キャッシュレス事情と現金の必要性

韓国はキャッシュレス化が進んでいて、クレジットカードや電子マネーが広く普及しています。大きなお店やレストランなら、ほとんどの場所でカード決済が可能。

ただし、市場や屋台、小さな個人商店では現金のみの場合も多いです。また、地下鉄やバスでも現金が必要な場面があるので、ある程度の現金は必要です。

余ったウォンの再両替方法

韓国旅行が終わって余った韓国ウォンをどうするか、これも重要なポイントです。損をしない方法をお教えします。

韓国で日本円に戻すのがベスト

余った韓国ウォンは、韓国を出国する前に日本円に戻すのが最もお得。空港の両替所でも、市内の両替所でも、韓国国内なら比較的良いレートで再両替できます。

仁川空港や金浦空港の両替所なら、出国直前まで利用できるので便利。ただし、空港の両替所は市内より少しレートが劣るので、時間があるなら市内で済ませておくのがベターです。

日本での再両替は大損する理由

日本に韓国ウォンを持ち帰って再両替するのは、大きな損失につながります。日本での韓国ウォン→日本円の再両替レートは、非常に悪く設定されているからです。

例えば、10万ウォンを日本で日本円に戻すと、8,000円程度にしかならないことも。これは約2割の損失に相当します。

次回旅行まで保管する方法

韓国旅行のリピーターなら、余った韓国ウォンを次回まで保管しておくのも一つの方法。韓国ウォンは比較的安定した通貨なので、保管による価値の大幅な変動リスクは低めです。

保管する場合は、湿気を避けて密封できる袋に入れ、冷暗所で保管。紙幣は折り曲げないよう注意して、平らな状態で保管しましょう。

よくある両替トラブルと対処法

韓国での両替時に起こりがちなトラブルと、その対処法をご紹介します。事前に知っておけば、慌てずに対応できます。

偽札をつかまされた時の対応

万が一偽札を受け取ってしまった場合は、すぐに両替所に戻って交換を求めましょう。政府公認の両替所なら、責任を持って対応してくれるはずです。

偽札かどうかの判断は、紙質や印刷の鮮明さ、透かしの有無などで判断できます。不安な場合は、銀行やホテルのフロントで確認してもらうのも良い方法です。

レートが表示と違う場合

両替時に表示レートと異なる金額を提示された場合は、遠慮なく確認しましょう。計算間違いの場合もあれば、手数料が別途かかる場合もあります。

納得できない場合は、他の両替所を利用するのも一つの方法。明洞や弘大なら両替所が多いので、比較検討しやすいです。

両替所が見つからない時の緊急手段

予定していた両替所が見つからない場合や、営業時間外の場合は、ATMでのキャッシングが緊急手段として使えます。

海外対応のクレジットカードがあれば、VISAやMasterCardのロゴがあるATMで韓国ウォンを引き出せます。手数料はかかりますが、緊急時には便利な方法です。

まとめ:賢い両替で韓国旅行をもっと楽しく

今回の記事では、韓国ウォンの両替について詳しく解説しました。以下に要点をまとめます。

  • 韓国現地での両替が圧倒的にお得で、特に明洞の両替所が最強
  • 日本国内での両替は手数料が高く、10万円で1万円以上の差が出ることも
  • 政府公認の両替所を選べば安全で、偽札の心配もなし
  • 初心者は韓国の銀行、慣れた人は明洞の両替所がおすすめ
  • 余った韓国ウォンは韓国国内で日本円に戻すのがベスト
  • 緊急時はATMキャッシングという手段もある
  • 1万円札での両替がレート面で有利

韓国旅行をより楽しむためにも、両替で無駄な出費を抑えて、その分を美味しい韓国料理やショッピングに使ってくださいね。事前の準備と現地での賢い両替で、素敵な韓国旅行をお楽しみください。