楽天ポイント投資とつみたてNISAを組み合わせると、現金を使わずに資産運用を始められます。しかも、楽天市場でのお買い物がお得になるSPUの対象にもなるんです。
「投資って難しそう」「まとまったお金がない」そんな風に思っていませんか。楽天証券なら、普段のお買い物で貯まったポイントを使って、100円から投資を始められます。
つみたてNISAなら運用益に税金がかからないので、ポイント投資との相性も抜群。楽天経済圏をうまく活用すれば、ポイントがどんどん貯まって投資資金も増えていきます。
この記事では、楽天ポイント投資でつみたてNISAを始める具体的な方法から、効率的なポイントの貯め方まで詳しく解説します。投資初心者でも安心して始められるよう、注意点もしっかりお伝えしますね。
楽天ポイント投資とつみたてNISAって何?基本をサクッと理解しよう
楽天ポイント投資とつみたてNISAについて、まずは基本的な仕組みを確認しましょう。どちらも投資初心者にとって使いやすい制度です。
楽天ポイント投資の仕組み
楽天ポイント投資は、楽天市場やカード利用で貯まったポイントを使って投資信託や株式を購入できるサービスです。1ポイント1円として利用でき、100ポイントから投資を始められます。
現金とポイントを組み合わせて購入することも可能。例えば、3万円の投資信託を買うとき、1万円分をポイントで支払い、残り2万円を現金で支払うといった使い方ができます。
楽天証券では投資信託、国内株式、米国株式、バイナリーオプションでポイント投資が利用できます。特に投資信託は種類が豊富で、初心者にも選びやすいラインナップが揃っています。
つみたてNISAの基本
つみたてNISAは、年間120万円まで非課税で投資できる制度です。運用益に税金がかからないため、長期投資に向いています。
対象商品は金融庁が選定した投資信託とETFのみ。手数料が安く、長期投資に適した商品に限定されているので、投資初心者でも安心して選べます。
楽天証券では267本の投資信託を取り扱っており、業界でもトップクラスの品揃えです。毎日積立や毎月積立など、自分のペースに合わせて投資できるのも魅力的。
楽天証券でポイント投資とNISAを組み合わせるメリット
楽天証券なら、つみたてNISAでもポイント投資が利用できます。非課税制度とポイント投資のダブルメリットを受けられるんです。
さらに、月3万円以上のポイント投資でSPUの対象になり、楽天市場でのポイント還元率がアップ。投資をしながら、普段のお買い物もお得になります。
楽天銀行との連携サービス「マネーブリッジ」を利用すれば、投資信託の保有残高に応じてポイントも貯まります。投資→ポイント獲得→再投資という好循環が生まれやすいのが特徴です。
楽天ポイント投資でつみたてNISAを始める前に知っておきたい5つのポイント
楽天ポイント投資でつみたてNISAを始める前に、押さえておくべき重要なポイントがあります。
- 100ポイントから始められる手軽さ
- 現金との併用で投資額を調整できる
- SPU(スーパーポイントアップ)でお得度アップ
- NISA枠内なら利益が非課税
- 楽天ポイントコースの設定が必要
これらのポイントを詳しく見ていきましょう。
100ポイントから始められる手軽さ
楽天ポイント投資の最大の魅力は、少額から始められることです。投資信託なら100円(100ポイント)から購入でき、まとまった資金がなくても投資を体験できます。
「投資って怖い」と感じている人も、ポイントなら気軽に挑戦できるはず。現金が減る心配がないので、メンタル的な負担も軽くなります。
期間限定ポイントは使えませんが、通常ポイントなら有効期限を気にせず投資に回せます。ポイントの使い道に迷ったときの選択肢としても優秀です。
現金との併用で投資額を調整できる
ポイントだけでなく、現金と組み合わせて投資額を調整できるのも便利な機能です。例えば、毎月3万円積立したいけどポイントが5,000円分しかない場合、残り2万5,000円を現金で補えます。
この柔軟性により、ポイント残高に関係なく一定額の積立投資を続けられます。投資の継続性を保ちやすいのは大きなメリットです。
ポイント利用設定では「毎月の上限」「毎日の上限」「すべて使う」から選択可能。自分の投資スタイルに合わせて設定できます。
SPU(スーパーポイントアップ)でお得度アップ
楽天ポイント投資は、楽天市場でのポイント還元率がアップするSPUの対象です。月3万円以上のポイント投資で楽天市場のポイントが+0.5倍になります。
SPUを活用するには、楽天ポイントコースの設定とマネーブリッジの設定が必要。この条件を満たせば、投資をしながら普段のお買い物もお得になります。
ポイント投資は1ポイント以上利用していればSPUの対象になるので、少額でも効果を得られます。楽天市場をよく利用する人には特にメリットが大きいでしょう。
NISA枠内なら利益が非課税
つみたてNISAでポイント投資をすれば、運用益に税金がかかりません。通常の投資では利益の約20%が税金として引かれますが、NISA枠内なら全額受け取れます。
例えば、ポイント投資で10万円の利益が出た場合、通常なら約2万円が税金で引かれます。しかし、つみたてNISAなら10万円がそのまま手元に残るんです。
長期投資を前提とするつみたてNISAとポイント投資の相性は抜群。時間をかけてじっくり資産を育てたい人にぴったりの組み合わせです。
楽天ポイントコースの設定が必要
楽天ポイント投資を利用するには、楽天証券で「楽天ポイントコース」の設定が必要です。楽天証券ポイントコースではポイント投資の対象商品が限られるため、必ず楽天ポイントコースを選びましょう。
設定は楽天証券のマイページから簡単に変更できます。楽天会員と楽天証券の口座を連携させることで、楽天ポイントが投資に利用できるようになります。
また、SPUの条件を満たすためにもマネーブリッジの設定が必要。楽天銀行の口座開設も合わせて検討することをおすすめします。
楽天証券でつみたてNISAのポイント投資を始める手順
楽天証券でつみたてNISAのポイント投資を始める具体的な手順を解説します。初心者でも迷わず設定できるよう、ステップごとに詳しく説明しますね。
楽天証券の口座開設とNISA申込み
まずは楽天証券の総合口座とNISA口座の開設から始めましょう。オンラインで申し込みができ、最短で翌営業日から取引可能です。
口座開設時に必要な書類は、本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)とマイナンバー確認書類。スマホで撮影してアップロードするだけで手続きが完了します。
NISA口座は一人一口座しか開設できないため、他の金融機関でNISA口座を持っている場合は変更手続きが必要です。楽天証券のサポートデスクで相談できるので、不明な点があれば問い合わせてみましょう。
ポイントコースを「楽天ポイントコース」に設定
口座開設が完了したら、ポイントコースの設定を行います。楽天証券のマイページにログインし、「設定・変更」メニューからポイントコースを選択。
「楽天ポイントコース」を選択し、楽天会員IDと連携させます。この設定により、楽天ポイントを投資に利用できるようになります。
楽天証券ポイントコースを選ぶと、ポイント投資の対象が投資信託のみに限定されるため注意が必要。幅広い商品でポイント投資を楽しみたいなら、楽天ポイントコースが断然おすすめです。
つみたて投資枠での積立設定方法
ポイントコースの設定が完了したら、いよいよつみたて投資枠での積立設定です。楽天証券のNISA画面から「つみたて投資枠」を選択し、積立設定を行います。
投資信託の選び方
つみたてNISAで選べる投資信託は、金融庁が認定した商品のみ。楽天証券では267本の投資信託から選択できます。
初心者におすすめなのは、全世界の株式に分散投資できるインデックスファンド。「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」や「楽天・全世界株式インデックスファンド」などが人気です。
信託報酬(運用手数料)が安い商品を選ぶのがポイント。年率0.1%前後の低コストファンドを選べば、長期投資での手数料負担を抑えられます。
ポイント利用設定の手順
積立注文画面で、ポイント利用設定を行います。「ポイント利用」を「利用する」に設定し、利用方法を選択。
利用方法は「すべて使う」「毎月の上限○○ポイント」「毎日の上限○○ポイント」から選べます。安定した積立投資を続けたいなら、毎月の上限設定がおすすめです。
ポイント利用上限は1~50万ポイントの範囲で設定可能。楽天会員ランクによって月間利用上限があるため、自分のランクに応じて設定しましょう。
積立金額と頻度の決め方
つみたてNISAの年間投資枠は120万円なので、月10万円まで積立可能です。ただし、無理のない範囲で設定することが大切。
積立頻度は「毎月」と「毎日」から選択できます。毎日積立なら時間分散効果が高まりますが、管理の手間を考えると毎月積立が現実的でしょう。
ポイント投資でSPUの条件を満たしたいなら、月3万円以上の設定がおすすめ。現金とポイントを組み合わせて、無理のない範囲で投資額を決めてくださいね。
楽天ポイントをザクザク貯める7つの方法
楽天ポイント投資を続けるには、ポイントを効率よく貯めることが重要です。楽天経済圏を活用した、おすすめのポイント獲得方法をご紹介します。
- 楽天市場でのお買い物
- 楽天カードの利用
- 楽天銀行との連携(マネーブリッジ)
- 楽天モバイルの契約
- 楽天ブックス・楽天トラベルの利用
- 楽天ふるさと納税の活用
- 楽天証券での投資信託保有
それぞれの方法について詳しく解説していきます。
楽天市場でのお買い物
楽天ポイントを貯める基本は、やはり楽天市場でのお買い物です。通常のポイント還元率は1%ですが、SPUを活用すれば最大16倍まで上げられます。
お買い物マラソンやスーパーSALEなどのイベント時は、さらにポイント倍率がアップ。計画的にお買い物すれば、効率よくポイントを貯められます。
日用品や食品など、普段使うものを楽天市場で購入するだけでもポイントは着実に貯まります。送料無料ラインの3,980円を意識して、まとめ買いするのがコツです。
楽天カードの利用
楽天カードは年会費無料で、どこで使っても1%のポイント還元。楽天市場での利用なら3%還元になるため、メインカードとして使うのがおすすめです。
公共料金の支払いや普段のお買い物を楽天カードに集約すれば、月数千ポイントは簡単に貯まります。貯まったポイントをそのまま投資に回せるのが魅力的。
楽天ゴールドカードやプレミアムカードなら、さらに高い還元率でポイントを貯められます。年会費とのバランスを考えて、自分に合ったカードを選びましょう。
楽天銀行との連携(マネーブリッジ)
楽天銀行と楽天証券を連携させるマネーブリッジは、ポイント獲得の重要な仕組みです。ハッピープログラムにエントリーすれば、投資信託の保有残高に応じてポイントがもらえます。
楽天銀行の普通預金金利も年0.1%にアップするため、資金管理の面でもメリットがあります。楽天証券への入金も自動で行われるため、投資の利便性も向上。
給与振込口座を楽天銀行に変更すれば、毎月ポイントがもらえます。振込手数料の無料回数も増えるため、メインバンクとしても優秀です。
楽天モバイルの契約
楽天モバイルを契約すれば、SPUで楽天市場のポイント還元率が+4倍になります。月額料金も比較的安く、通信費の節約にもつながります。
楽天モバイルの支払いを楽天カードにすれば、通信費でもポイントが貯まります。毎月の固定費をポイント獲得の機会に変えられるのは大きなメリット。
楽天リンクアプリを使えば国内通話が無料になるため、通話料の節約効果も期待できます。家計全体の見直しにもつながりそうですね。
楽天ブックス・楽天トラベルの利用
楽天ブックスで本やDVDを購入すれば、SPUで+0.5倍のポイント還元。月1回以上の利用が条件なので、定期的に本を読む人におすすめです。
楽天トラベルも同様に+1倍のポイント還元があります。旅行や出張の際は楽天トラベルを利用して、宿泊費でもポイントを貯めましょう。
どちらも楽天カード決済にすれば、さらにポイントが上乗せされます。普段の生活に楽天サービスを取り入れることで、自然とポイントが貯まる仕組みを作れます。
楽天ふるさと納税の活用
ふるさと納税を楽天ふるさと納税で行えば、寄付額の1%がポイント還元されます。楽天カード決済ならさらに1%上乗せされるため、実質2%の還元率。
年末の駆け込み寄付では、お買い物マラソンと組み合わせることでさらにポイント倍率がアップ。税金の節約とポイント獲得を同時に実現できます。
ふるさと納税の返礼品で日用品を選べば、家計の節約にもつながります。貯まったポイントを投資に回せば、一石三鳥の効果が期待できそうです。
楽天証券での投資信託保有
楽天証券で投資信託を保有していると、残高に応じてポイントがもらえます。マネーブリッジとハッピープログラムの設定が必要ですが、長期投資をしながらポイントも貯まる仕組み。
対象ファンドの残高10万円ごとに、毎月ポイントが付与されます。投資額が大きくなるほど、もらえるポイントも増える仕組みです。
貯まったポイントを再投資に回せば、複利効果でさらに資産が増えていきます。投資とポイント獲得の好循環を作り出せるのが魅力的ですね。
SPUでポイント還元率を最大化する賢い使い方
SPU(スーパーポイントアップ)を活用すれば、楽天市場でのポイント還元率を大幅にアップできます。ポイント投資と組み合わせた効果的な使い方を見ていきましょう。
月3万円以上のポイント投資でSPU+0.5倍
楽天ポイント投資でSPUの条件を満たすには、月3万円以上のポイント投資が必要です。投資信託なら+0.5倍、米国株式なら+0.5倍で、両方達成すれば最大+1倍になります。
ポイント投資は1ポイント以上利用していれば条件を満たすため、3万円のうち1ポイントだけポイントで支払い、残りを現金で支払ってもOK。この柔軟性がポイント投資の魅力です。
SPUの効果は楽天市場でのお買い物に適用されるため、普段から楽天市場を利用している人ほどメリットが大きくなります。月1万円のお買い物なら、+0.5倍で50ポイント多くもらえる計算です。
楽天銀行との連携でさらにお得
マネーブリッジを設定すれば、楽天銀行のSPU+1倍も同時に獲得できます。楽天証券のポイント投資と合わせれば、SPUだけで+1.5倍の還元率アップ。
楽天銀行の普通預金残高が30万円以上あれば、さらに条件を満たしやすくなります。投資資金を楽天銀行に集約することで、効率的にSPUを活用できるでしょう。
楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行に設定すれば、さらに+1倍のSPUも獲得可能。これらを組み合わせることで、楽天市場でのポイント還元率を大幅にアップできます。
効率的なポイント投資のタイミング
SPUの判定は毎月リセットされるため、月初にポイント投資を行うのがおすすめです。早めに条件を満たしておけば、その月の楽天市場でのお買い物すべてにSPUが適用されます。
お買い物マラソンやスーパーSALEの前にポイント投資を済ませておくのも効果的。イベント期間中の高いポイント倍率に、SPUの効果も上乗せされます。
ポイント投資の設定を「毎月の上限」にしておけば、自動的に条件を満たせるため手間もかかりません。一度設定すれば、毎月安定してSPUの恩恵を受けられます。
つみたてNISAでポイント投資する時の注意点3つ
楽天ポイント投資でつみたてNISAを活用する際は、いくつかの注意点があります。事前に確認しておくことで、トラブルを避けて安心して投資を続けられます。
通常ポイントのみ利用可能(期間限定ポイントは使えない)
楽天ポイント投資で利用できるのは通常ポイントのみです。期間限定ポイントは投資に使えないため、有効期限内に他の用途で消費する必要があります。
期間限定ポイントは楽天市場でのお買い物や楽天ペイでの支払いに利用しましょう。楽天カードの支払いにも充当できるため、無駄なく消費できます。
ポイント投資の設定画面では、通常ポイントの残高が表示されます。期間限定ポイントと混同しないよう、定期的に残高を確認することをおすすめします。
年間投資枠の上限を意識する
つみたてNISAの年間投資枠は120万円です。この枠を超えて投資することはできないため、年間の投資計画を立てておくことが大切。
月10万円の積立設定にしていると、12月には年間投資枠を使い切ってしまいます。ボーナス時期に追加投資を考えている場合は、月々の積立額を調整する必要があります。
NISA枠の残りは楽天証券のマイページで確認できます。年末に近づいたら定期的にチェックして、枠を無駄なく活用しましょう。
長期投資の視点を忘れない
ポイント投資は手軽に始められる分、短期的な値動きに一喜一憂しがちです。しかし、つみたてNISAは長期投資を前提とした制度のため、10年、20年という長いスパンで考えることが重要。
市場の変動で一時的に評価額が下がっても、慌てて売却する必要はありません。むしろ、安い時期に多くの口数を購入できるチャンスと捉えましょう。
ポイント投資だからといって投資の基本原則は変わりません。分散投資と長期保有を心がけて、着実に資産を育てていくことが成功の秘訣です。
楽天証券と他社のポイント投資サービス比較
楽天証券以外にも、ポイント投資サービスを提供している証券会社があります。それぞれの特徴を比較して、自分に最適なサービスを選びましょう。
SBI証券のTポイント・Pontaポイント投資との違い
SBI証券では、Tポイント、Pontaポイント、dポイント、JALマイルでの投資が可能です。複数のポイントから選択できるのが特徴で、普段利用しているポイントサービスに合わせて選べます。
ただし、SBI証券のポイント投資は投資信託と国内株式のみが対象。楽天証券のように米国株式でのポイント投資はできません。
クレカ積立のポイント還元率は、三井住友カードの場合0.5%~5.0%と幅があります。年会費の高いカードほど還元率が高くなる仕組みです。
楽天証券を選ぶべき人の特徴
楽天証券のポイント投資が向いているのは、すでに楽天経済圏を活用している人です。楽天市場、楽天カード、楽天銀行などを利用していれば、自然とポイントが貯まります。
米国株式でもポイント投資をしたい人にも楽天証券がおすすめ。為替リスクのある投資も、ポイントなら気軽に挑戦できるでしょう。
SPUの恩恵を受けたい人も楽天証券が有利です。ポイント投資でSPUの条件を満たせば、楽天市場でのお買い物がより一層お得になります。
楽天経済圏をフル活用するメリット
楽天経済圏をフル活用すれば、生活のあらゆる場面でポイントが貯まります。通信費、銀行取引、お買い物、投資すべてが連携して、効率的にポイントを獲得できる仕組み。
貯まったポイントを投資に回し、投資で得たポイントを再投資する。この好循環により、現金を使わずに資産を増やしていくことも可能です。
楽天経済圏の各サービスは単体でも競争力がありますが、組み合わせることで真価を発揮します。総合的なお得度を考えると、楽天証券の優位性は高いといえるでしょう。
よくある疑問をスッキリ解決!Q&A
楽天ポイント投資とつみたてNISAについて、よく寄せられる疑問にお答えします。初心者が気になるポイントを中心に解説しますね。
ポイント投資で損失が出たらどうなる?
ポイント投資でも、通常の投資と同様に元本割れのリスクがあります。投資した商品の価格が下がれば、ポイントで購入した分も含めて評価額が減少します。
ただし、つみたてNISAは長期投資を前提とした制度です。一時的な損失に動揺せず、継続して積立投資を続けることが重要。過去のデータを見ると、20年以上の長期投資では損失が出る確率は非常に低くなっています。
ポイント投資だからといって、投資の基本原則は変わりません。リスクを理解した上で、余裕資金の範囲内で投資を行いましょう。
積立設定の変更や停止はできる?
楽天証券では、積立設定の変更や停止がいつでも可能です。投資額の変更、銘柄の変更、ポイント利用設定の変更なども、マイページから簡単に行えます。
ただし、変更のタイミングによっては翌月の積立から反映される場合があります。変更したい月の前月末までに手続きを完了させることをおすすめします。
積立の一時停止も可能なので、家計に余裕がない時期は無理をせず停止しても構いません。生活が安定したら、再び積立を再開すればよいでしょう。
ポイントと現金の比率はどう決める?
ポイントと現金の比率に決まったルールはありません。ポイント残高と投資目標に応じて、柔軟に調整しましょう。
SPUの条件を満たしたいなら、月3万円の投資のうち1ポイント以上をポイントで支払えばOK。残りは現金で支払っても条件を満たせます。
ポイントが多く貯まっている月は、ポイントの比率を高めに設定。ポイントが少ない月は、現金の比率を高めに設定するなど、状況に応じて調整するのが現実的です。
まとめ:楽天ポイント投資でつみたてNISAを始めて、お得に資産形成しよう
今回の記事では、楽天ポイント投資でつみたてNISAを始める方法と、効率的なポイントの貯め方について詳しく解説しました。以下に重要なポイントをまとめます。
- 楽天ポイント投資なら100ポイントから投資を始められる
- つみたてNISAとの組み合わせで運用益が非課税になる
- 楽天ポイントコースの設定とマネーブリッジが必要
- 月3万円以上のポイント投資でSPUの恩恵を受けられる
- 楽天経済圏をフル活用すればポイントがザクザク貯まる
- 通常ポイントのみ投資に利用可能(期間限定ポイントは不可)
- 長期投資の視点を持って継続することが成功の秘訣
楽天ポイント投資は、投資初心者にとって最適な入り口です。現金を使わずに投資を体験でき、リスクを抑えながら資産運用の知識を身につけられます。
つみたてNISAの非課税制度と組み合わせれば、効率的に資産を増やしていけるでしょう。まずは少額から始めて、慣れてきたら投資額を増やしていくのがおすすめです。
楽天経済圏を活用したポイント獲得方法も、ぜひ参考にしてみてくださいね。投資とポイント獲得の好循環を作り出して、お得に資産形成を進めていきましょう。